借地権の存続期間の違い

  • admin
  • 2016年12月20日
  • 未分類
  • 借地権の存続期間の違い はコメントを受け付けていません。

借地権の存続期間について、新法と旧法では明確な違いがあります。(なおここでいう借地権は定期借地権ではなく、普通借地権を指すことにします)。新法では建物の種類に関係なく一律30年です。もちろん貸主借主間の契約により、これより期間を長く定めることは可能です。

旧法の場合は建物の種類によって扱いが違います。堅固な建物(石造、レンガ造、土造、コンクリート造、鉄筋コンクリート造など)と木造などの非堅固建物に分かれており、堅固建物で30年、非堅固建物で20年と定められた最低存続期間よりも短い期間を契約で定めても、「期間の定めがないもの」とみなされます。こうなると「期間の定めがないもの」に関する法的機関である堅固建物が60年、非堅固建物は30年が適用されることになります。このように、期間の定めがないとはいえ、期間が無制限というわけではありません。

借地権を更新した後の存続期間についても違いがあります。旧法では堅固建物が30年、非堅固建物が20年となっていますが、新法による借地権の更新では、1回目が20年、2回目以降が10年となります。なおどちらの場合も、当事者間でこれより長い期間を定めることは自由とされています。